Pure Wool Meltonピュアウールメルトン(840g/ｍ²メルトン)

紡毛（ぼうもう）織物のメルトン素材でも、リサイクルウールを一切使用せず、純度の高い羊毛から仕上げたピュアウールメルトン。

しっかりと厚手でコシがありながら、とても柔らかく肌触りもなめらかな、まさに最高峰という言葉に相応しい素材に仕上がっています。

天然繊維の王様と呼ばれるウールを80%も使用しているので、ウール本来が持つ断熱効果（外気との間に空気の層を作り、外気の寒さを防ぐ効果）を存分に発揮してくれます。

丁寧に縮絨と起毛の工程を繰り返した840g目付（幅、長さ共に１mあたりの重さ）の高密度に仕上げられた生地感から生まれる「防寒性、着心地の良さ」から一度着ると手放せないアウターに仕上がっています。

Light Wool Meltonライトウールメルトン(550g/ｍ²メルトン)

550gの目付（幅、長さ共に1mあたりの重さ）が特徴の軽量ウールメルトン。

生地の厚さを薄くし軽さを重視しながらも、ウール70%の混紡率で生み出される高い保温性と、薄手でもしっかりとした耐久性を発揮しています。

緻密に詰まった織り目から生まれる、ハリコシのある軽さを追求したウール生地は、アウターを作った時に最も仕立栄えする素材です。

Double Face Wool Beaver Clothダブルフェイスウールビーバー

強く縮絨させて起毛し、剪毛（せんもう／毛を刈り揃える行程）を行い長さを整え、ビーバー仕上げ（経糸方向にプレスして毛を寝かせる仕上げ）を施した２枚の生地を接結させた両面使いの生地です。

両面が表地となるダブルフェイスだけではなく、手間のかかった生地仕上げによって生まれる美しい光沢感としっとりとした肌触りもポイントです。

体に馴染みやすい柔らかさは、多くのコートやジャケットに最適で、アウターに高級感を加える素材感です。

Sliver Wool Knitスライバーウールニット

元はイタリアで生まれたニット製法生地で「軽い」「柔らかい」「暖かい」が特徴の素材です。

エアリーな風合いと保温性を併せ持つスライバーニットは、原料をつくる行程が通常のニットとは違い、綿状のふわっとしたロープ状の原料（スライバー）をつくってから、スライバー（ウールの綿状の束）を丁寧にポリエステルに絡み付けて編み上げたニット生地です。

生地そのものが空気を多く含むことで膨らんでいるので、軽く柔らかいのが特徴です。

また、空気を多く含むことから ” エアウール ” とも呼ばれ、ふんわりボリュームのある保温性の高い素材に仕上がっています。

Splittable Conjugate Fiber割繊糸

熱収縮特性の異なる2素材、ポリエステルとナイロンが化学的に結合された繊維を使用して織られた素材。

ポリエステルの分子の間にナイロンが入り込んでおり、後加工により熱を加えると、ナイロンとポリエステルの熱収縮の差と分子構造によって、独特のしなやかでソフトな風合いが現れます。

ポリエステル・ナイロンらしい軽量かつしっかりとした生地感はそのままに、しっとりとした上品な質感を醸し出します。

Wool Tweed Checkウールツイードチェック

ツイードとはイギリス・スコットランドで生まれた毛織物の一種で、織った後に縮絨起毛させず、手触りにも粗く量感があるのが特徴です。

イギリスのツイード川流域で多く作られたことから、そのまま“ツイード”と呼ばれるようになりました。

織る前に意図をさまざまな色に染めることで、様々な模様を表現し、その模様はカジュアルからシックなコーディネートまで、幅広く対応してくれます。